登山の不思議

登山の魅力とはなんだろう?

登山に魅せられて山にのめり込む人はたくさんいます。一時期「山ガール」なる言葉が流行りましたね。
ほとんど山登りはしないのでよくわかりませんでした。登りは辛いし、下りはケガのリスクが高い、クマが出るかも知れないし、蜂に刺されてもすぐに病院に行けない、一歩間違えば滑落して死の危険さえある。しかも移動から含めるとかなり時間がかかる、なんでそんなこと、好き好んでやるんだろうと思っていました。

ちなみに、かつてイギリスの登山家ジョージ・マロリーはニューヨークタイムスのインテビューで「どうしてエベレストに登るのですか?」と聞かれこう答えています。

「そこに“それ(エベレスト)”があるから」


日本では「どうして山に登るのですか?」「そこに山があるから」と訳され、「好きなことをするのに理由なんかない」というニュアンスになっていますが、本来は「一番困難なこと(エベレスト)に挑戦するのは当たり前」という意味で言ったのではないかと言われています。

標高8850mのエベレスト。酸素濃度でいうと8%以下に相当

低酸素トレーニングについて色々調べるうちに、登山は低酸素トレーニングなのでは?ということに気づきました。もちろん自然に触れ合えたり、山の上で飲むコーヒーが美味しいとか、様々な魅力はあるとは思います。
北海道では旭岳で標高2291m(気温20℃とする)、標高0mだと酸素濃度16.2%前後に相当します。ちなみに標高3000mだと酸素濃度15%相当。これ、立派な低酸素トレーニングですね。心肺能力が鍛えられたり、活性酸素除去能力がアップしアンチエイジングをもたらす効果がありそうです。無意識のうちにこれらの効果を求めて人は山に登るのではないでしょうか?
今度パルスオキシメーターを持って登ってみようかな?

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