雪道転倒骨折多発

数日前、札幌にどか雪が降り、積雪ゼロから一気に根雪になった様相です。それに伴い、当院に転倒骨折する患者さんがたくさん運ばれてきます。多くは手首や足首、股関節の骨折です。中には肩(上腕骨)、鎖骨骨折の方もいらっしゃいます。

そして、その中に

睡眠薬常用

の患者さんが相当数含まれています。

歳をとると眠りが浅くなります。病院に行って「眠れない」と言うと、すぐに眠剤を出してくれます。

しかし、睡眠薬には「残眠」という副作用があります。つまり、朝起きても眠気が残るのです。そのような状態で外出したり(あるいは家の中でも)すると、転倒に繋がります。

高齢者が骨折することは、時に命に関わります。数日ベッドに横になっているだけで認知症を発症します。そのまま寝たきりという例も後を断ちません。

睡眠薬にはそのような恐ろしい副作用(特に北海道では)があることを理解し、覚悟を持って服用するようにしましょう。

かと言って、眠れないのも辛いものです。睡眠薬を飲まずにぐっすり眠るためには…

①日中に太陽の光を浴びる
危険の少ない時には、安全な場所を選んで日に当たるようにしましょう。

②体を動かす
無理のない範囲で、できるだけ。体操、筋トレ、ストレッチをしましょう。

③サウナに入る
個人差はありますが、眠れるようになる人が多いです。個人的にはこれが一番効果的と感じています。翌日もスッキリ目覚めることができます。「サウナが苦手」なら、短時間からで大丈夫。

今は、かつての「昭和スタイル」と呼ばれた、カラカラ高温サウナが減ってきて、フィンランドスタイルの中温高湿サウナが増えてきてるので、入りやすくなってます。

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