前の施設に続き、移転後も低酸素トレーニングを始めました。なぜ低酸素トレーニングにこだわるのか?
簡単に言うと
「時短」「睡眠」に効くから。
低酸素トレーニングの特徴について
低酸素トレーニングとは、いわゆる「疑似高地トレーニング」です。かつてマラソンの高橋尚子選手など一流アスリートが海外の高地で長期間合宿を行い成果を出しています。高地では酸素濃度は平地と同じ21%ですが、気圧が低いため、体に取り込める酸素の量が減ります。体内の酸素の量が少なくなることに体が反応して、少ない酸素でエネルギーを生み出せるように、ミトコンドリア(エネルギー産生工場)が増えたり、酸素を運搬する赤血球の量が増えたりします。そこで低地に戻ると、パフォーマンスが上がるという仕組みです。
もちろん、普通の人が高地でトレーニングすることは現実的ではありません。現在行われている低酸素トレーニングは、気圧を下げることはかなり難しいので、室内の酸素濃度を下げて高地トレーニングと同じ効果を出そうという発想です。ただし、高地トレーニングと違って、長時間低酸素環境に居るわけではないので、正直なところ、長期間高地に滞在する高地トレーニングの効果には劣ります。
最近、海外や首都圏や大都市では低酸素トレーニングジムが相次いで出店して過密状態になっています。
これは、通った人が効果を感じて会員が増えるため、次々出店しているということだと思います。では、その効果とは何でしょう?(続く)