ドラマ「陸王」から注目されるようになった「フォアフットランニング」。人間の体の構造をフル活用する優れた走法であり、長く走り続けるためには必須となります。しかし、ただやみくもに「前足」で走れば故障につながります。速く、安全に走るために、どのように着地衝撃を緩和するかを知ることが重要です。これから数回に分けて解説します。
着地衝撃吸収の基礎
関節における衝撃吸収において基本的には関節が真っ直ぐか、曲がっているかの2パターンあります。①真っ直ぐの場合、関節内の軟骨や関節面に衝撃が加わるので関節を壊す可能性があります。②関節が曲がった状態の場合、関節の外側の筋肉/腱で衝撃吸収します。(もちろん、この時関節の軟骨、関節面に全く衝撃が加わらないわけではありません)
最後の方の「臀筋を伸ばさない」は逆ですね。