めっちゃ脂肪が燃えるダイエット法教えまっせ② (素人が医学論文に挑戦したらとんでもないことに…)

さて前回、科学論文のタイトルを「めっちゃ脂肪が燃えるダイエット法教えまっせ」に変更したところまでで、地底深く潜り込み息を潜めていました。科学論文難しすぎます!Google先生はいまいち役立たずで、一つの文を日本語→英語→日本語と訳すと、元の日本語には戻らないという恐ろしい発見をしてしまい、外国語というのは一対一対応ではないんだなあとしみじみしているうちに数ヶ月。ぼーっとしてたら2019年が終わってしまったので、気合を入れて再開!
と言いつつ、やっぱり…頼れるのはGoogle先生!
Abstract
Lipids as a fuel source for energy supply during submaximal exercise originate from subcutaneous adipose tissue derived
fatty acids (FA), intramuscular triacylglycerides (IMTG), cholesterol and dietary fat. These sources of fat contribute to fatty
acid oxidation (FAox) in various ways. The regulation and utilization of FAs in a maximal capacity occur primarily at
exercise intensities between 45 and 65% VO2max, is known as maximal fat oxidation (MFO), and is measured in g/min.
Fatty acid oxidation occurs during submaximal exercise intensities, but is also complimentary to carbohydrate oxidation
(CHOox). Due to limitations within FA transport across the cell and mitochondrial membranes, FAox is limited at higher
exercise intensities. The point at which FAox reaches maximum and begins to decline is referred to as the crossover
point. Exercise intensities that exceed the crossover point (~65% VO2max) utilize CHO as the predominant fuel source for
energy supply. Training status, exercise intensity, exercise duration, sex differences, and nutrition have all been shown to
affect cellular expression responsible for FAox rate. Each stimulus affects the process of FAox differently, resulting in
specific adaptions that influence endurance exercise performance. Endurance training, specifically long duration (>2 h)
facilitate adaptations that alter both the origin of FAs and FAox rate. Additionally, the influence of sex and nutrition on
FAox are discussed. Finally, the role of FAox in the improvement of performance during endurance training is discussed.

翻訳、ドン!

抽象
最大下運動時のエネルギー供給のための燃料源としての脂質は、皮下脂肪組織由来脂肪酸(FA)、筋肉内トリグリセリド(IMTG)、コレステロールおよび食事性脂肪に由来する。これらの脂肪源は様々な方法で脂肪酸酸化(FAox)に寄与しています。最大能力におけるFAの調節および利用は、主に
45〜65%VO 2maxの運動強度で起こるは最大脂肪酸化(MFO)として知られており、g /分で測定される。脂肪酸の酸化は最大下運動強度の間に起こりますが、炭水化物酸化(CHOox)にも相補的です。細胞およびミトコンドリア膜を通過するFA輸送内の制限により、FAoxはより高い運動強度では制限されます。FAoxが最大値に達して低下し始めるポイントは、クロスオーバーポイントと呼ばれます。クロスオーバーポイントを超える運動強度(〜65%VO 2 max)エネルギー供給のための主要な燃料源としてCHOを利用する。トレーニング状態、運動強度、運動期間、性差、および栄養はすべてFAox率の原因となる細胞発現に影響を与えることが示されています。それぞれの刺激はFAoxのプロセスに異なる影響を与え、その結果持久力運動のパフォーマンスに影響を与える特定の適応が得られます。持久力トレーニング、特に長期間(> 2時間)は、FAの起源とFAox率の両方を変える適応を促進します。さらに、FAoxに対する性と栄養の影響についても説明します。最後に、持久力トレーニング中のパフォーマンスの向上におけるFAoxの役割について説明します。

チーン。まさにカオス。この世に、これ理解できる人っているの?難解さは古文漢文の比じゃない。原文知りたいという酔狂な方は下のリンク見てくださいね。
何となく、この論文では、どうしたら効率よく脂肪を酸化できるようになるか?つまり痩せられるか、をきっと教えてくれるはず。(グーグル先生が…)
というわけで、素人の素人による素人のための大ざっぱ論文解説、始まり始まり〜!これから、この論文を、グーグル先生を駆使して、木っ端微塵に切り刻んで行きまっせ。ついてきてね〜
最大下運動時のエネルギー供給のための燃料源としての脂質は、皮下脂肪組織由来脂肪酸(FA)、筋肉内トリグリセリド(IMTG)、コレステロールおよび食事性脂肪に由来する。これらの脂肪源は様々な方法で脂肪酸酸化(FAox)に寄与しています。
最大下運動:全力まで行かない運動ってことか?全力まで行っちゃうと、脂肪じゃなくて糖をエネルギー源にするってのは流石に素人の私でも知ってた。
つまりは、「全力までいかない運動では、体の中のいろんなところから脂肪を引っ張ってきて燃やす(酸化)」ってことね。
最大能力におけるFAの調節および利用は、主に45〜65%VO 2maxの運動強度で起こるは最大脂肪酸化(MFO)として知られており、g /分で測定される。
日本語として成り立ってない気も…
全力の半分くらい(45〜65%)の強さの運動をする時に脂肪燃焼が一番大きくなる」のね。
脂肪酸の酸化は最大下運動強度の間に起こりますが、炭水化物酸化(CHOox)にも相補的です。
脂肪が燃えたら炭水化物はあまり燃えないし、炭水化物が燃えるなら脂肪は燃えない」ってこと。つまり脂肪も炭水化物もいっぺんに燃えるってことはないのね。あちらを立てればこちらが立たずか。どうせならいっぺんに燃えた方が痩せるのに〜
細胞およびミトコンドリア膜を通過するFA輸送内の制限により、FAoxはより高い運動強度では制限されます。FAoxが最大値に達して低下し始めるポイントは、クロスオーバーポイントと呼ばれます。クロスオーバーポイントを超える運動強度(〜65%VO 2 max)エネルギー供給のための主要な燃料源としてCHOを利用する。
運動強度が上がると脂肪が燃えなくなるのは、脂肪が細胞膜やミトコンドリア膜を通りづらくなるから。運動強度が65%を超えると炭水化物をメインの燃料源にする」、って、ほとんど同じこと言ってない?まあ、大事だから繰り返してるのかな?
トレーニング状態、運動強度、運動期間、性差、および栄養はすべてFAox率の原因となる細胞発現に影響を与えることが示されています。
おっと、油断してたら、ずいぶん難解な…つまり、「運動の仕方、強度が違ったり、性別や栄養状態が違うと脂肪燃焼の仕方も変わりますよ」ってことかな?
それぞれの刺激はFAoxのプロセスに異なる影響を与え、その結果持久力運動のパフォーマンスに影響を与える特定の適応が得られます。持久力トレーニング、特に長期間(> 2時間)は、FAの起源とFAox率の両方を変える適応を促進します。
トレーニングの仕方を変えると脂肪燃焼の仕方も変わるので、結果として持久力がアップしたりダウンしますよ。特に2時間以上の持久力トレーニングは、燃える脂肪酸の種類(さっきの皮下脂肪、筋肉内の脂肪、コレステロール、食べ物の脂肪)と脂肪酸酸化率の両方を変えるわよ。」どう変えるかは本文を見てね。
さらに、FAoxに対する性と栄養の影響についても説明します。
おっと、予告編ね。「性別と食べ物が脂肪燃焼にどう影響するか説明します。」男と女どっちが脂肪燃焼しやすいって話かな?どんな食べ物食べれば、脂肪が燃焼しやすくなるか教えてくれるんだろうか?楽しみ!
最後に、持久力トレーニング中のパフォーマンスの向上におけるFAoxの役割について説明します。
脂肪酸酸化が起こりやすくなれば持久力トレーニングのパフォーマンスも上がるって話」かな?最後にって言ってるんだから、これが結論?
とりあえず、最初の『抽象』が意味不明。『要約』か『予告編』かな?予告編の方がしっくりくるねえ。ガンガン脂肪燃焼する方法が書いてありそうな期待に胸膨らみますわ。
続く,のか?
バラバラに書いたことをひとまとめに

予告編
軽い運動では、体の中のいろんなところから脂肪を引っ張ってきて燃やすのよ全力の半分くらいの強さの運動をする時に脂肪は一番燃えるわ脂肪が燃えたら炭水化物はあまり燃えないし、炭水化物が燃えるなら脂肪は燃えないの運動強度が上がると脂肪が燃えなくなるのは、脂肪が細胞膜やミトコンドリア膜を通りづらくなるから。運動強度が65%を超えると炭水化物が主に燃えるわ運動の仕方、強度が違ったり、性別や栄養状態が違うと脂肪燃焼の仕方も変わるわトレーニングの仕方を変えると脂肪燃焼の仕方も変わるので、結果として持久力がアップしたりダウンしますよ。特に2時間以上の持久力トレーニングは、燃える脂肪酸の種類(さっきの皮下脂肪、筋肉内の脂肪、コレステロール、食べ物の脂肪)と脂肪酸酸化率の両方を変えるわよ。
性別と食べ物が脂肪燃焼にどう影響するかあとで説明するわね。脂肪酸が燃えやすくなれば持久力トレーニングのパフォーマンスも上がるっても話するわよ。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5766985/pdf/12970_2018_Article_207.pdf

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