人はなぜランニングにハマるのか?(エンドルフィン説)

最近、いや、ずっと前からランニング、マラソンが流行しています。
実は私、小さい頃から割と色々やりたがるけど「長続きしない」人間でした。人生マックスに太ってしまい、仕方なくランニングを始めた当初も、どうせ続かないんだろうなと、あまり期待していませんでした。
しかし、気づけば今は冬もほぼ二日続けて走らないことはなくなり、体型維持に苦労しなくなりました。

こんな私が走り続けられるくらいだから、ランニングには何か習慣になる秘密があるに違いない!

私の抱いていたランニングのイメージとしては「ザ・ストイック」。持って生まれた身体能力の高さか、並外れたド根性のある人しかできない競技、特にフルマラソンは。

私が走り始めた頃は、北海道マラソンは参加者もまだ少なく、制限も厳しかったので、スタートラインに立つためにはフルマラソンで4時間を切るかハーフで1時間50分未満の記録がなければならず、マラソンやってると言うと変人扱いでした。
それが今や、ランニング人口は数倍に膨れ上がり、大会出場を目的としない人も含めると、かなり多くの人が走ってます。
さて、なぜこうもたくさんの人が、苦しかったり、痛かったりする辛いランニングにハマるのでしょう?もちろんダイエットや健康という目的のために頑張って続ける人は多い思いますが、きっと何かそれ以外のご利益がないと、こんなに多くの人が走り続けられないのではないかと。
「走った後のビール最高」とか「スイーツ食べるために走る」など、分かりやすいニンジン目当てに走ってる人も多くいます。もちろん、痩せて別人に変身し、もう前の自分に戻りたくない私もその一人。
よく言われる「ランナーズハイ」。実は私も1度か2度「このままずーっと走り続けていられる」と感じたことがあります。「これがランナーズハイか!」と思ったのも束の間、あっという間に疲労が上回って終わってしまいましたが。でも、その一瞬は確かに脳内麻薬=βエンドルフィンが出てたと思います。

それ以来、あまりランナーズハイのような不思議な感覚は経験してませんが、ランニングだけはずっと続いていることを考えると、快楽物質は出ているのでしょう。
もちろん、医学部で習ったドーパミンやアドレナリン、エンドルフィンなどの脳内伝達物質に関して知識はありましたが、実際に自分がそれらに依ってコントロールされていることがうかがい知れた体験でした。

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