
脳における学習と記憶は、慢性的なストレスによって障害されることが知られています。
この研究では、①ストレスなし運動なし、②ストレスあり運動なし、③ストレスなし運動あり、④ストレスあり運動あり、の4群に分け脳内の変化を調べました。
その結果、学習と記憶は、③ストレスなし運動あり群で①ストレスなし運動なし群に比べ増強し、②ストレスあり運動なし群で低下しましたが、④ストレスあり運動あり群では①ストレスなし運動なし群と同程度まで回復させることが分かりました。
ランニングは慢性的ストレスから脳を守る効果があり、認知症の予防につながる可能性があります。
ケガをせず、いかに長く走り続けるかが認知症予防の鍵になるでしょう。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1074742718300042?via%3Dihub
