低酸素トレーニングで頭痛がする理由。

低酸素トレーニングで頭重感、頭痛がするという方いらっしゃいます。原因は「低酸素性脳血管拡張」という生理現象です。つまり、酸素が足りない事を危機と感じた脳が、自分(脳)の酸素供給を確保するために、脳の血流を増やしているんです。しかし、頭蓋骨は硬くて、頭蓋内に余分なスペースがないため、頭蓋内の圧が上がり頭重感や頭痛が起こるわけです。

これ、実はお酒を飲んだ時や二日酔いの時の頭痛と似ていて、アルコールで血管拡張し、脳血流が増えて頭蓋内圧が上がる現象と同じです。

では対策は?頭蓋骨を広げるわけにいきませんので、脳血流を減らしてやればいいです。方法は「低二酸化炭素性脳血管収縮」を利用します。つまり意識して深呼吸を繰り返す事で、血中二酸化炭素分圧が下がり、脳血流が減ります。低酸素トレーニングで頭が痛くなった時はお試しください。

実はこれ、お酒を飲んで頭が痛くなった時に使ってます。スーッと楽になりますよ。

ちなみにSAMでは、低酸素室内の二酸化炭素除去をしています。

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