フォアフットランニングへの道(5)膝を守る走り方

膝関節は消耗品です。関節軟骨や半月板などは摩擦や圧迫ですり減り、いずれ関節内の軟骨がはがれて骨がむき出しになる「変形性膝関節症」を発症し、関節注射や人工膝関節置換術などの手術が必要になる場合があります。

特にO脚やX脚など関節の接続がまっすぐでな場合、膝関節の内側や外側に負担が偏り関節の破壊が早く進む可能性もあります。

足首までで吸収しきれなかった衝撃は膝関節に伝わります。かかと着地の衝撃は膝関節を直撃します。

下腿の骨から伝わった衝撃は、わずかに曲がった膝関節に対して膝を曲げようとする力が働きます。すると、膝関節の前面をまたぐ筋肉に張力が発生し、膝を伸ばそうとする方向に力が働き衝撃を吸収します。しかしこの時、関節内のクッションにも力が加わり、長年同じ衝撃を受けることによって関節面や半月板が損傷します。つまり、いかに膝に衝撃を伝えないかが、膝を守るポイントになり、そのような走法を身に着けることで

長く走り続けることが可能になります。

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