低酸素トレーニングのススメ。心肺機能と脚筋力、どちらを鍛えるのかを意識してトレーニングしましょう。

低酸素トレーニングをやり始めると、「普段走ってる時ってヘモグロビン酸素飽和度(SpO2)どのくらいになってるんだろう?」って気になり始めました。でも、平地でゆっくり走ってるくらいじゃそれほど下がらないだろうな。ということで坂道でヒーヒー言いながら走ったらさすがに下がるだろうと。
近所の坂。距離1キロで標高差56m、平均斜度5.1%です。
スタート前のSpO2は96%。測定は腕時計タイプのパルスオキシメーター。測定は2019年の秋頃でした。
ちなみに、動画も撮りましたが、画面が揺れてハアハア言ってるだけのつまらない動画なので割愛。
1kmを割と全力に近いところで走ります。すると
88%まで下がりました。屋外でもちゃんと低酸素トレーニングできました。でも、えらいキツいです。口から心臓飛び出しそうでした。
ちなみに本日(2020年2月22日)の低酸素トレーニング。(旧施設の時の低酸素室です)
室内の酸素濃度15.6〜16.1%(参考までに大気の酸素濃度は21%)で、走り出す前はSpO2=94%。低酸素室にいるだけで3〜4%下がります。
走行距離10km。途中、隣のトレッドミルに肋骨骨折しながらもフルマラソン完走した猛者がやってきて、ガンガンスピード上げるので釣られてスピードアップしてしまいました。
10km走終了時の酸素濃度15.6%。SpO2=83%。坂を登るよりは全然楽だけど、酸素飽和度は5%低くなりました。
脚作りのためには坂道も必要ですが、心肺機能を上げるために常に坂道やインターバルトレーニングなどのキツいトレーニングを続けていたら故障の可能性が高まります。低負荷で心肺機能向上できる低酸素トレーニングを活用しましょう。

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