低酸素なら、じっとしているだけでも脂肪は燃焼する?

なぜ低酸素室にいるだけで痩せるのか調べた研究です。肥満者を対象として、運動せず低酸素を3時間吸うだけでエネルギー消費、ブドウ糖燃焼、脂肪燃焼の変化を調べています。また、それを7日間続けた後での比較もしています。

https://nutritionandmetabolism.biomedcentral.com/track/pdf/10.1186/1743-7075-9-103

1回の低酸素吸入でエネルギー消費が増えています。この3時間は座って読書やテレビ視聴などして過ごしています。連続7日間行うと更にエネルギー消費は増えます。
3時間の低酸素吸入で燃焼するエネルギー基質はブドウ糖から脂肪へとシフトしていることがわかります。
7日間の低酸素吸入でブドウ糖燃焼は半分以下まで落ちます。
脂肪燃焼は7日間で2倍以上に増えます。

結論:肥満の人は低酸素室で安静にしているだけで脂肪燃焼率が増え、トータルのエネルギー消費は増える。

今回は肥満者を対象にした研究ですが、例えばランナーさんも脂肪燃焼効率がアップしたら「エネルギーを補給しないと走れない」状態から「自分の脂肪を使って走る」体質に変われるかも?

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