太陽は敵?

最近外で、真夏でも全身の皮膚を覆い尽くした女性を見かけるようになりました。目だけ出して走ってるランナーさんも見かけます。紫外線を気にされているのだと思います。(もちろん日光過敏症など仕方なく日光を避けてる方もいると思います)

当然、過度な紫外線は老化を招きます。でも太陽光は紫外線だけではなく、例えば赤色光はコラーゲンを作り皮膚に張りを持たせ、しなやかな骨を作ります。ちなみに人間の体内のタンパク質の25%はコラーゲンだって知ってました?

紫外線も害ばかりではなく、紫外線をあびることによって人類は健康を維持してきたとも言われます。紫外線の作用として、コレステロールを原料としてビタミンDを作ります。

ビタミンDは血中のカルシウム濃度を一定の濃度に保とうとする働きがあり、骨の成長や再生に関わっています。それ以外にも細胞増殖、神経筋、免疫機能(アレルギー予防)、炎症などに影響します。最近では多くの研究が行われ、ビタミンDの欠乏は、呼吸器感染症や呼吸器疾患、自己免疫疾患、各種がん、糖尿病、痴ほう症、うつ病、妊娠出産に関連する可能性があります。

また、日光を浴びることによってセロトニンという精神を安定化させるホルモンが分泌されます。ちなみに、多くの抗うつ薬はセロトニンの濃度を高める作用があります。そして、セロトニンは夜間にメラトニンに変換され、深い睡眠が得られます。

外に出られなくなった高齢者の皮膚がどうなるか知ってますか?眠剤常用してる人がどのくらいいるか知ってますか?どれだけの人が骨粗鬆症になるか知ってますか?

美白がブームになると潤う人がいる事に気づいてますか?その人たちはあなたの未来の健康に責任持ってくれますか?

もちろん「そんなこと百も承知。そんな未来の健康より、今のモテモテの方が大事!」というならオッケーです。

どうしても陽に当たりたくないというなら、その代わりになるものを用意してください。(もちろん次善の策ですが)決してオススメするわけじゃないので自分で調べてくださいね。

タンパク質、鉄、ビタミンC、ビタミンD、633nm光…

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